タレント大竹まこと(68)の長女(28)が大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたことで、大竹の芸能活動への影響を懸念する声があがっている。

 大竹は1日、会見を行い、長女の騒動を謝罪。「一生懸命育てたつもりですが、私の仕事の関係もあり、十分にすごす時間が少なかったのはいなめない。親の監督不行き届きで本当にもうしわけありません」と30秒、深々と頭を下げた。また、会見後に放送された文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」では、「もしかしたら明日ここにいるかどうか、ちょっとわからない状態。局の方が、いろんな指示があるので、私は局の指示に従うつもりであります」と降板の可能性についても言及した。

 各局情報番組が今回の騒動を取り上げ、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」のMC宮根誠司は、同番組の放送開始当初にレギュラーを務めた大竹について「本当に舌鋒(ぜっぽう)鋭くこの番組を盛り上げていただいて、私もいろんなことを教えてもらったんで、大竹さんのこういう姿を見ていると、かわいそうだなって」と心境を吐露。「(大竹が出演する)番組に影響がなかったらいいんですけどね」と心配した。

 タレントの優木まおみは、大竹の長女が一般人であることから、「(大竹が責任を取る)義務はないような気がする」とコメントした。

 フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」の安藤優子キャスターは、「大竹さんは公人だから会見を行うということで、それなりにきちんと大竹さんの中で整理された話だと思うんですけど、それにしてもやっぱり、会見しなくてはいけないのかな。子育ての話までさかのぼっちゃうわけじゃないですか、父親の責任とか。そういう話なんだろうか、はたして」と疑問を投げかけた。

 また、大竹の仕事への影響については「30近い、成人した、しかも独立した娘さんが犯した犯罪で、父親はどこまで仕事という場を、たとえば失うといったような影響が出るかでないかは世の中の反応ひとつ」と懸念。MCの高橋克実は「我々もそうですけど、メディアの伝え方もありますよね」と付け足した。