歌詞内容が賛否を呼んでいる「あたし、おかあさんだから」の作詞を手掛けた絵本作家のぶみ氏(39)が8日、ツイッターで謝罪した。

 「あたし-」は、「おかあさん」による独白調の歌詞で、母親になったことで独身時代からライフスタイルが変わっても、子どものために頑張ることに幸せを感じている女性の姿が描かれているが、子どもを育てる母親の自己犠牲を美化しているとの批判も噴出。のぶみ氏は5日にフェイスブックで「僕としては、あたしおかあさんだから体験できたことを歌詞にしてます」「これは、元々ママおつかれさまの応援歌なんだ」と真意を説明していた。

 それでも止まない批判の声に、のぶみ氏は7日、ツイッターで「なんでダメだったのかな 一体どこからダメだったんだ?」と自問自答していたが、8日には「次に進むのがんばろう」と気持ちを切り替え、「関係者の方や イヤな気持ちにさせた方 本当に深くお詫び申し上げます 申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 のぶみ氏は「こんなにごめんなさい言った作品は、初めてだった でも僕は、やはり僕の作品は、大好きだよ 間違えててもそれが自分だから」と、「あたし-」への思い入れをつづったが、「手遅れかもしれないけど チャンスがあれば歌詞をもう一度おかあさんたちになにがダメだったか聞いて書き直したい!」との思いを明かし、「それで書き直す前と書き直した後同時に出せたら最高 僕なんかもう使っていただけないかもだけど 関係者の方 もう一度だけチャンスもらえたらうれしいです」と呼びかけた。