俳優鈴木亮平(34)が主演するNHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜午後8時)の新たな出演者発表会見が14日、東京・渋谷の同局で行われた。松田翔太(32)が一橋(徳川)慶喜、蘭方医学を学ぶ福井藩士の橋本左内を風間俊介(34)、13代将軍家定の母本寿院を泉ピン子(70)が演じる。

 松田は「鈴木さんがつくる現場は、温かくて、なごやか。すごくやりやすい」。初大河の風間は「亮平君はみんなを包み込む空気をつくる。これが日本を変えていく力になっていくんだなと感じた」。さらに「(西郷)吉之助スマイルがみんなを和ませている」とも。会見に出席したほぼ全員が鈴木の吉之助スマイルを絶賛。鈴木は「そんなにできた人間じゃないが、そうなれという潜在的要請を感じる」と笑った。

 ピン子は大奥のドンと言われる役。「私、農村、漁村はよくやってますが江戸城はややこしくて」と笑わせた。

 ほか、玉山鉄二、秋山菜津子、里アンナ、斎藤嘉樹、石橋蓮司、内田有紀、町田啓太が出席。会見は欠席したがハリセンボン近藤春菜も旅籠(はたご)の仲居の虎役で初出演する。「『西郷どんじゃねーよ』と言ったこともあるのでシンパシーを感じていました。本当に幸せ」とのコメントを寄せた。