小田和正(70)が、4月に放送25年目を迎えるフジテレビ系「めざましテレビ」(月~金曜午前5時25分)の番組テーマソング「会いに行く」を書き下ろす。23日、同局が発表した。小田が「めざましテレビ」のテーマソングを担当するのは、2008年の番組15周年で制作した「今日も どこかで」以来10年ぶり2回目。

 小田は「めざましテレビ」発の11年の映画「ロック~わんこの島」の主題歌「hello hello」の楽曲提供や、13年に日本武道館で開催された「めざましテレビ」20周年記念ライブへの出演など、節目の年にはさまざまなコラボを実現してきた。そして25周年の18年に、番組からの熱いラブコールで再び番組テーマソングの書き下ろしが決定した。

 「会いに行く」は「めざましテレビ」で毎朝放送され、5月4日にグランメッセ熊本からスタートする、小田和正の全国アリーナ古希ツアー「KAZUMASA ODA TOUR2018」でも披露される予定。

 三宅正治アナウンサーは「僕自身はまだ7年目ですが、これまで多くのスタッフ、出演者が入れ替わりながら『めざましテレビ』という素晴らしき集合体を作り上げてきたことに感慨を覚えます。三宅、軽部の初老コンビ(笑い)以外はかなり若返りますが、また新たな魅力を生み出してくれると信じています。そしてこのタイミングで、僕の尊敬する小田和正さんがテーマソングを作ってくださるということ。心の底から感激しています!新しい『めざましテレビ』をよろしくお願いします!」とコメントした。

 永島優美アナウンサーは「25周年を迎えるこの年に番組に携わらせていただいていることに感謝の気持ちでいっぱいです。1人でも多くの方に朝からホッと出来る時間を過ごしてもらえますよう、これからも1日1日、毎朝の放送を大切にしたいです。そして記念すべき25周年を小田和正さんの歌で彩っていただけることに胸が高鳴っております。小田さんの澄み渡る声はいつも前向きな気持ちにしてくださります。小田さんの歌と共にあたたかい気持ちで1日のスタートが切れますよう、心を込めて毎朝をお届けしてまいります」とコメントした。

 渡辺貴チーフプロデューサーは「『めざましテレビ』は、これまで小田和正さんに事あるごとにラブコールを送り続けてきました。番組15周年イヤーのテーマソングや、映画の主題歌も作っていただきましたが、番組開始25年というメモリアルなタイミングで再び小田さんとご一緒させていただけることに感動しています。今回のテーマソングを初めて聞いた時、自然と涙がこぼれました。美しい声、温かいメロディーとともに、番組が大切にしたいテーマがその言葉の端々に詰まっていました。朝、起きた視聴者が、徐々に楽しく明るくなって出かけて行きたくなる、見た人、聞いた人が幸せな気分になれる、そんな普遍的なテーマソングが完成しました」などとコメントした。

 また「めざましテレビ」は4月から放送時間を拡大し、午前4時55分~8時までの放送となる。