女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)21日放送第43話の平均視聴率が21・6%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は初回放送の21・8%。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、鈴愛(永野芽郁)が秋風(豊川悦司)のところから離れ岐阜の実家に帰ってきた。姿を見た晴(松雪泰子)や宇太郎(滝藤賢一)らは驚き固まる。一方、東京のオフィスでは、鈴愛が捨てたと思っていたネームが、実は秋風が酔って電子レンジの中に置き忘れていたことが発覚。マネジャーの菱本(井川遥)は秋風を責め立て、ボクテ(志尊淳)や裕子(清野菜名)らも無言で訴える。菱本は方向音痴の秋風を実家を知っている律らと同行させ、迎えに向かわせた。鈴愛は実家で家族とともに秋風に再会すると、ネームを発見した経緯を聞き「ネームはありました。勘違いでした」と言われ、困惑した表情をみせた、という内容だった。