23日に放送された吉高由里子が主演を務める日本テレビ系の「正義のセ」(水曜午後10時)の第7回平均視聴率が9・0%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 初回放送は11・0%、2回目9・9%、3回目10・3%、4回目9・4%、5回目9・1%、6回目は10・5%だった。

 阿川佐和子氏の同名小説シリーズが原作。ドラマは吉高が演じる2年目の検事竹村凜々子が、一生懸命に周囲を巻き込んで事件に取り組み、検事として女性として成長する物語。

 第7回のあらすじは、保育園で園児が大けがを負った。1人で教室を抜け出し遊具から落下したという。当初は事故かと思われたが園児の父小峰雄一(近藤公園)が園側の説明に納得せず被害届を提出した、小峰は息子がよくけがをして帰ってくることを不審に思っていた。この件を担当することになった凜々子(吉高由里子)だが、今回は、離婚した妻の元にいる同じ世代の娘の親として相原(安田顕)が熱くなる。ケガをした園児の宏尚(佐藤令旺)は回復したが、事故当時の事を話そうとしない、もしかしたら虐待の可能性もあると相原は一層熱くなる。

 保育園で園長の瀬川弥生(朝加真由美)から話を聞くが「不慮の事故だった」とし、園の過失は否定した。宏尚から話を聞いても自分で落ちたということだった。