ラスベガス長期公演を新たに開始したマライア・キャリー(48)だが、6日夜、またもや口パクがバレてしまうハプニングが起きたという。

 米情報サイトRadarOnlineによると、ラスベガスのシーザーズ・パラスでの長期公演「The Butterfly Returns」が、5日にスタート。マライアはヒット曲「Boyfriend」を歌っている最中、バックダンサーで恋人のブライアン・タナカが転がすボックスの上にいたが、ボックスが傾き、滑り落ちてしまうハプニングが起きたという。

 マライアが転倒した際、マイクロホンが落下したにも関わらず、高音のボーカルがまだ聴こえ続けていたことから、口パクだったことが発覚。体勢を立て直した後も、バック演奏に追いつくのに苦労していたマライアだったが、曲が終わると、「時々、ちょっと大変なこともあるけど、大丈夫よ」と客席に向かって冗談を言い、笑い飛ばしていたという。

 マライアは昨年の大みそかのライブイベントでも、アクシデントで口パクがバレてしまうという大失態を繰り広げ、注目を集めた。マライアは当時、制作会社側の怠慢とミスを指摘し、「視聴率アップのため、わざと自分に恥をかかせた」と非難していた。(ニューヨーク=鹿目直子)