イタリア・サルデーニャ島でスクーターを運転中、衝突事故でケガを負った米俳優ジョージ・クルーニー(57)がプライベートジェット機に乗り込む姿をキャッチされた。

 米情報サイトTMZは、クルーニーが、アマル夫人や子供たちと一緒にジェット機に乗り込んでいる写真を公開し「さすがにケガが堪え、弱々しく、痛々しい様子だった」と報じている。

 クルーニーは10日、同島で時速96キロで走行中、目の前に飛び出して来たメルセデスベンツのセダン車に衝突した。約6メートルほど跳ね飛ばされ、ヘルメットが粉砕した。骨盤へのわずかな外傷と腕と脚に打撲を負い、病院に搬送されたが、検査後すぐに帰宅している。

 九死に一生を得たと言っていいほどの事故で、病院に入院していないのは奇跡とも言える。クルーニーは同島で、監督する新作「Catch-22 (原題)」のロケを終え、ローマロケに向けて移動予定となっているが、撮影開始前に休養を取るかどうかは不明。(ニューヨーク=鹿目直子)