元テニスプレーヤーでスポーツキャスターの松岡修造(50)が、錦織圭選手がウィンブルドン選手権で4強入りを逃したことに「悔しくて」と思いを語った。

 松岡は13日放送のNHK「あさイチ」に出演。小学生時代の錦織を指導した当時を振り返り「それはテニスはすごかったですよ。ほとんどテニスのことを教えることはなかったです。なぜなら僕より上だったから。テニスを教えたら絶対に彼は下手になると思った」と語った。

 元教え子がウィンブルドンで8強入りを果たしたことについては「正直言っていいですか? 優勝できましたね。今大会、めちゃくちゃチャンスだった。見ていて心臓がはちきれそうになった。悔しくて。それは彼もそうだと思います」。

 「グランドスラムを4つ取ってほしい。1つ取れば取り方が分かるんですよ。ただ、早くしないと、いま周りの選手がどんどん出てきているから。そういう意味でも(今回は)ものすごくチャンスだった。もちろん周りは『ケガから復帰してベスト8、すごい!やった!』って思うけど、僕は彼をそうは見てないから。きつい言い方かもしれないけど『もっともっとタフになれ、圭』って」と語った。