落語家の立川志らく(55)が、ピエール瀧こと瀧正則容疑者(51)が出演する映画などの公開中止や出演シーンの差し替えが相次いでいる状況を受け、「自信があるのなら上映すればいい」との考えを示した。

瀧容疑者が麻薬取締法違反(使用)の疑いで逮捕されたことを受け、テレビ各局や映画会社などが対応に追われている。映画「居眠り磐音(いわね)」(本木克英監督、5月17日公開)の製作委員会は14日夜、瀧容疑者出演部分を撮り直し差し替えると発表。4月5日公開予定の「麻雀放浪記2020」(白石和弥監督)の配給関係者は「対応を協議しています」と話している。

志らくは15日更新のツイッターで「その作品が素晴らしいものだったら最初に断りのテロップを入れればいい」とし、「作品が素晴らしいものならそこにドラックで逮捕されていた人が出ていても怒る客はそんなにはいないと思う。その逆で酷い作品だったらよくもまあ捕まったやつを出してまで上映したよと怒られる。これはもう作り手と客との勝負」と持論を展開。「自信があるのなら上映すればいい。感動させて批判を飲み込んでしまえ」とつづった。