元AKB48の女優島崎遥香(25)が5日、都内で行われたWOWOWのオリジナルドラマ「東京二十三区女」(第1話は12日深夜0時)のトークイベントに出席した。全6話全てに出演し、第6話で主演する。

同作は東京23区を舞台に、都会の裏側に隠された数多くの恐怖の物語をテーマにしたホラーミステリー。実在する都内の恐怖スポットでロケを行った。島崎は「本当に東京を歩きながら、監督から説明されながらの撮影だったので、本当に怖かったです。何か撮影中に起こるんじゃないかと思いました」と振り返った。

板橋区に実在する「縁切り榎」も訪れた。「実際に撮影中にも縁切りを願って絵馬を書いたりする人もいました。縁切りのお願いが終わった後、『握手してください』って言ってきて。どういう気持ちで握手したらいいんだろうと思いました」と笑った。

過去の恐怖体験について聞かれ、共演の岡山天音(24)は「霊感は全然ないんですけど、別のホラー作品で、僕が死ぬシーンを撮った後に、母親から『何?』っていう連絡がきていて。撮影している時間に、僕から電話かかってきてたらしいんですよ。でも、履歴には残ってなかった」と明かした。島崎は「違う作品で地方にホテルで泊まり込みで撮影していた時、夜に上の階の人が足音すごいうるさいなって思いながら寝たら、次の日マネジャーさんに『最上階だよ!?』って言われて、後々ぞっとしたことはありました」と告白。「すごいうるさくて。でも、ちゃんと寝ちゃいました」と照れ笑いした。

幽霊を信じているか聞かれると、岡山は「僕は信じています。まわりから話も聞くので。あと、よく『ついている』っていうのは言われますね。全然自覚ないんですけど、はらってもらったりとかして。はらってもらうと、運気上がったりするんですよ」と答えた。島崎は「ちゃんと日本っておはらいとかあるから、それが昔から続いているっていうのは、やっぱりなんかあるのかなと思います」と話した。

長江俊和監督が「僕は幽霊は見たことないけど、UFOは見たことある。メキシコで。本当なんですよ」と興奮気味に主張すると、島崎は爆笑した。司会者から「撮影もこんな和気あいあいとした雰囲気だったんですね」と聞かれると、島崎は「いえ、初めて盛り上がりましたよね、今」と暴露。長江監督も「寒かったもんね」とフォローし、岡山も「町での撮影だったから、タイミングもあって、大変でしたよね。和やか(な雰囲気)には、なかなか…」と続いた。

自分が最も怖いものを聞かれると、長江監督は「死」、岡山は「孤独」と答えた。一方、島崎は「単純に怖いのは、ジェットコースターです」と回答し、笑いを誘った。「ジェットコースター好きな人って、何で好きなのかな。自ら落ちるんですよ? 怖いです。内臓が揺れませんか? 内臓が浮き出て、出ちゃいそうになる」と主張したが、長江監督と岡山の共感は得られず、首をかしげていた。