フリーアナウンサー生島ヒロシ(68)が21日、東京・中野のZEROホールで行われた「高齢者交通指導員研修」(警視庁交通部主催)で交通安全について講演を行った。

雨にも負けず高齢者の交通指導にあたるボランティア約600人が参加した。

「高齢者交通事故防止アドバイザー」の肩書を持つ生島は、最初からエンジン全開で「最近は池袋や大津の交通事故、逆走など、こちらが注意をしても、災いは向こうからやって来る。まずは足腰を鍛えて健康長寿になりましょう。スクワットや片足立ち、股関節を鍛えて備えましょう」と呼び掛けた。そして、自身がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食・一直線」(月~金曜午前5時30分)で提唱している「TBSラジオ おはようヒロシ体操」を実演して見せた。

最後は「生島ヒロシ」にちなんで、「い」くつになっても交通安全。「く」らくなったら反射材。「し」んごう守って右、左。「ま」って、その道、横断禁止。「ひ」やり体験、注意信号。「ろ」うかつのススメ。事故防「し」を来場者とともに唱和して、40分に及ぶ講演会を終えた。