女性タレントとの不倫で議員辞職した元衆院議員の宮崎謙介氏(38)が、16年の騒動以来、初となるCMに出演することが15日、分かった。

出演するのは運送事業者などのドライバー専門の求人サイト「ドラEVER」のCM。宮崎氏はオファーを受けた時の気持ちについて「うそ? 私でいいのですか、と信じられない気持ちでした」と自虐気味にコメント。妻の金子恵美元衆院議員(41)に伝えたところ「やったじゃん!でも、大丈夫なのかな、企業さんは」と、こちらも微妙なリアクションだったという。

サイトを運営するドラEVERは、宮崎氏の起用理由について「業界がブラックなイメージから脱却し、業界のイメージUPに微力ながら協力するという企業理念と、過去の報道から現在のさわやかなイメージへと大きく変えていった宮崎さんとの経歴がマッチしている」などとしている。

宮崎氏は15年に金子氏と再婚。16年に金子氏が第1子出産の目前、自宅マンションでグラドルと関係を持ったことが週刊文春に報じられ、議員辞職に追い込まれた。

宮崎氏はその後は愛妻家のようで、「議員時代に付き合っているころはこそこそドライブデートをしていましたが、落選してからは堂々とドライブデートしています。ワイキキをオープンカーで疾走した時は、何者にもおびえることもなく最高でした」と宣言。一方で、CMの投げキッスのシーンでは「大勢の前で抵抗があってなかなかうまくいきませんでした。女性の監督を目がけてやったら、うまくいきました」と、やや危険な空気もほのめかせた。

現在はコンサル会社を経営するかたわら、コメンテーターなどとしても活動。ファンへのメッセージを問われ「ファンの方がこの世に存在するのかは大きな疑問ですが、これからも存在するであろうファンの方のために、やる気と元気と勇気をお届けできる活動をしていきたい」とした宮崎氏。新CMへの世間の反応は、どうなるか。