吉本興業の岡本昭彦社長(52)が、雨上がり決死隊宮迫博之(49)、ロンドンブーツ1号2号田村亮(47)らによる詐欺グループを相手にした闇営業問題などについて22日、都内で記者会見を行い、2人に対する処分撤回を表明し、「全力でミーティングを行いたい。戻ってきてもらえるならサポートしたい」と和解す意向を明らかにした。

その上で自身と大崎洋会長について、1年間減俸50%にすると発表した。

宮迫に対して吉本は、契約解消を19日に発表していた。亮に対しても同様の処分を検討していたが、正式発表に至っていなかった。

同社を巡っては、宮迫と亮が20日に都内で会見を行った際、会社側に謝罪会見を求めたが岡本社長が拒否をしたと暴露。この際に「会見をしたら(タレント11人)全員連帯責任でクビにする。俺には全員クビにする力がある」などと圧力をかけたと告発。「2人の引退会見や契約解除のどちらかを選べ」と迫られたと主張。全面対決の様相を呈していたが、和解をしたという。

会見では亮が「ファミリーなら、子供(自分たち)が正しいことを言って謝ろうとしているのを止めるのは親ではない。不信感しかなくなった」などと涙ながらに訴えていた。