俳優三浦春馬(29)主演のフジテレビ系連続ドラマ「TWO WEEKS」(火曜午後9時)の第3話が30日に放送される。

三浦が演じる結城大地は、8年前に殺人未遂容疑で捕まり、5年間服役した過去を持つ。人生に希望を持たず、毎日を刹那的に過ごしている。ある日、結城が店長をしている質店に、かつて別れた元恋人の青柳すみれ(比嘉愛未)が現れる。結城との間に8歳になる娘のはな(稲垣来泉)を産んでいたこと、はなが白血病であることを告げられる。検査の結果、骨髄が適合して、結城は正式にドナーとなる。だが、その直後に、ある人物の策略によって、結城は殺人のぬれぎぬを着せられて逮捕されてしまう。はなへの移植手術は2週間後…。結城は警察のふいを突いて護送車から脱走する。

逃亡を続ける結城(三浦)を助ける謎の男・灰谷を演じるのが磯村勇斗(26)。警察に追われて、窮地を迎えた結城の前に突如現れた灰谷は、結城にとって敵なのか、味方なのか。磯村は「肉体的にも精神的にもダメージを与えられるよう、灰谷としてぶつかっていきたい」と話している。

第3話では、雑木林で警察に追い詰められた結城(三浦)は、謎の男・灰谷(磯村)に窮地を救われる。傷を負いながらも、なんとかその場から逃げ出した結城は、やがて1人暮らしの年老いた女・北村義江(倍賞美津子)の家にたどり着く。美江は、結城の顔を見て、世間を騒がせている逃亡犯だと気づく。

そのころ、結城の行方を追っていた検事の月島楓(芳根京子)は、雑木林で灰谷に遭遇し、見覚えのあるその顔に表情が凍りつく。一方で警察は、何者かに結城の捜索を妨害されたことから、逃亡を手助けする協力者の存在を疑い始める。

移植手術を控える結城の娘・はな(稲垣)の看病をしていたすみれ(比嘉)は、結城が殺人を犯し、そのうえ護送車から脱走したというニュースを知り、がくぜんとしていた。助かるはずだった娘の命が再び死の危機にさらされ、絶望の淵に沈むすみれ。するとそこへ、警察の追っ手から逃げる結城から電話が。憤りを抑えきれないすみれに対し、結城は「俺の無実を証明する証拠を必ず見つける」と約束する。

今回の事件の鍵が、殺された柏木愛(立花恵理)のデジカメに隠されていると悟った結城は、同居人のサトル(森永悠希)に連絡をして、受け渡しのために会う約束をする。