タレント関根勤(65)が4日、都内で、映画「マッドマックス 怒りのデスロード[ザ・シネマ新録版]」上映イベントに出席した。

「マッドマックス」が好き過ぎて、マックスが劇中で着用する衣装を自前で作った。「怒りのデスロードが上映された直後に興奮しちゃって、38万円かけて作った。1月にオーダーしたけど、できあがったのが5月で暑くなっていて、実際に着たのはその年のハロウィーンだった」と振り返った。インナーの青いTシャツも「(シリーズの)1を見たらブルーのTシャツを着ていたので」とこだわりを語った。家族の反応は「妻は軽い病気だと思っていますから」と笑った。

衣装を作った時の夢が1つかなった。「この衣装でマッドマックス関係の仕事をすることが夢でした。今日かなったので、次は監督が来日する時に、この衣装でインタビューしたい」と次なる夢を話した。

また、もう1つの夢もかなった。NHK朝ドラ「なつぞら」(午前8時)に初出演する。「朝ドラはずっと出たかったんです。朝ドラに出ると評判が良くなるんです。だからことあるごとに『朝ドラに出たい、出たい』と言っていたら、お話しが来て。8月10日に1シーンだけですが、うれしいです」とご満悦。「撮り終わったあとはほっとしたけど、1日だけでは物足りなくて」と笑い、「次の夢は朝ドラの準レギュラー」と話した。また、「朝ドラでNHKさんに評価されたら大河(ドラマ)ですね。最初は2話ぐらいで様子を見てもらって、次は準レギュラーを」とひそかな野望も口にした。

いまだ収束を見せない闇営業に端を発した吉本興業問題については、「これを機に芸能界全体が襟を正して、みんな頑張っていかなくてはいけないというのが僕の感想です。いい機会が訪れたという感じ。真っすぐ生きていきましょうということだと思います」とコメントした。