TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)が17日生放送され、合成麻薬MDMAを所持したとして、麻薬取締法違反の疑いで逮捕された女優沢尻エリカ(33)について、出演者らが意見を交わした。

爆笑問題太田光(54)は、沢尻容疑者が所持していたMDMAについて「どれくらいの中毒性があるのか」とコメント。また「もしかしたらちゃんと更生して、また女優も考えられるのかどうなのか。分からない」と沢尻容疑者の女優復帰の可能性に言及すると、元衆院議員杉村太蔵(40)は「これで復帰なんて許される話ではない。芸能界は、社会人として正しいことをやっているということが条件。影響力が大きすぎる。スポンサーに提供されている番組に出るのは、一発アウトだと示さないとダメですよ」と強く反論した。

映画「食べる女」で沢尻容疑者と共演した壇蜜(38)は「仕事中の真摯(しんし)な顔とは別の顔が報道されてしまった。近しい人はショックだろうし、見ている方も驚いていると思う」。テリー伊藤(69)も「芸能界でも唯一無二の存在でしょう。圧倒的に美しい。吉永小百合さんや、夏目雅子さんに近い。孤高になっていったのだとして、そこ(薬物)に手を出したのは残念。特別な女優だったので、本当にもったいない」と残念がった。また「戻ってきた時に、どうこの後彼女は立ち直っていくのか。考えていくことが大事なこと。罪は罪だけど」とも話した。

武井壮(46)は、沢尻容疑者が出演予定だったNHK大河ドラマ「麒麟がくる」について、自身の大河「いだてん」への出演経験を参考に「このくらいの時期なら、10話以上は撮っていたと思う」と影響を推察。「多額の出資がされた作品で、いろんな人がリスクを負って作っている。前に出る人には責任と義務がある。多額の報酬と知名度と、薬で得る快楽は同時に得ちゃいかんよと、みんな思わなきゃダメ。(放送局も)薬物検査をするとか対策を取らないとダメ」と厳しい表情で語った。