俳優松重豊(56)が9日、東京・神田明神で、3DCGアニメ映画「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」(20日公開)大ヒット祈願イベントに出席した。

同作は少年とドラゴンの出会いと友情を描いた「ヒックとドラゴン」シリーズ3作目。松重は吹き替え版で最凶ドラゴンハンター、グリメルの声を担当する。

グリメルについて「白髪の長身なので、実写役のオーディションがあっても通りそう」とほほ笑んだ。「いろんな悪役の演じ方があって、ドラゴンハンターはどういう位置付けなのかよくわからなかったけど、僕は楽しめた。宇宙人とかゾンビとかもやったので、その範囲でいけばドラゴンハンターもね」と話した。

同作については「絵がすごい。実写でやっている俳優としてはもうそろそろ終わりなのかなと思うくらい。失業の危機を感じる」とし、「自分の声を忘れるくらい物語に入り込めました。どんな人が見てもおもしろい、どこからとっても味わい深い作品になっています」とアピールした。

この日、お笑いコンビ、メイプル超合金のカズレーザー、安藤なつも同席。先月22日、6歳下の一般男性との結婚を発表した安藤は、「まだ一緒に住んでいないので実感はない」とし、「実感を得るために『旦那さま、嫁』で呼び合って意識しています」と告白した。今は同居に向けて断捨離中だが、捨てられないものがある。「たこ焼き器が5個あって。旦那さんからは『1、2個捨てよう』と言われているけど、絆が深くて捨てられない」と話すと松重は「うちで引き取るよ!」と呼びかけていた。