ダンス&ボーカルグループ「Da-iCE」が11日、東京・国立代々木競技場第一体育館で「Da-iCEBESTTOUR2019-SPECIALEDITION-」東京公演を行った。

Da-iCEは大野雄大(30)花村想太(29)のツインボーカル、リーダー工藤大輝(32)、岩岡徹(32)和田颯(25)の3人のパフォーマーによる5人組。同公演は、昨年6月から約7万人を動員した全国ツアーの特別公演として開催された。

11年4月、渋谷のライブハウスでの初ライブはわずか10人ほどの観客だった。9年の時をへて、渋谷エリア最大級の会場にたどり着き、約1万人の前で堂々としたパフォーマンスを披露した。花村の「渋谷で始まり、渋谷に帰って来ました!」の呼びかけに会場は大歓声。「何百倍もの人の声を受け取って、音楽で返していきたいです」には、惜しみない拍手が送られた。

工藤は「誰からも期待されていなかったとしても、誰からも求められていなかったとしても、それは自分たちのやりようで、いくらでも変えられると証明するために今までやって来ました」と語った。

この日、21年1月からの全国アリーナツアーの開催を発表した。会場が暗転しVTRで発表され、工藤の「開催決定です!」に会場は歓喜の悲鳴を上げた。「あのころから応援してくれている人も、今日来てくれた人もありがとうございます。今年は来年のアリーナツアーにむけていろいろやっていくので、応援よろしくお願います」とアピールした。

花村は「本当なら1人1人降りていってありがとうを伝えたいけど、僕らには音楽があって、応援していて良かったと思ってもらえる瞬間をお届けできるようにします」とファンに約束した。

この日、約3時間の公演でデビュー曲「SHOUTITOUT」から最新曲「BACKTOBACK」まで全30曲を披露。昨日との2日間で約2万人を魅了した。2月29日、3月1日には大阪公演を行う。