香取慎吾(43)と三谷幸喜氏(58)が手掛けるシチュエーションコメディー番組「誰かが、見ている」が今年秋、Amazon Prime Videoで独占配信されることが23日、分かった。

主演の香取と監督・脚本を務める三谷はこれまで、04年NHK大河ドラマ「新選組!」、18年上演の舞台「日本の歴史」など話題作を送り出してきた盟友だ。今回、Amazonが製作する初の日本オリジナルドラマシリーズでタッグを組んだ。作品は、同じ舞台と主要キャストで繰り広げるコメディードラマ“シットコム”で、2人にとって02年のフジテレビ系「HR」以来となる。

初回収録を終え、三谷氏は香取について「喜劇俳優として日本を代表する一人だなと、三木のり平さん以来の逸材だなと僕は思っております」と絶賛。「今まで僕の作品では“周りに振り回される香取慎吾”が多かったですが、今回は香取さんの方がみんなを振り回していくパターン。それもわくわくしています」とコメント。

一方、香取は「三谷さんとまたお仕事ができて本当に楽しかったです。難しいことへの挑戦でもありましたが、いつも現場は笑いに包まれていました。『どこから見ても、どこを見ても面白い、それがシットコムだ』と三谷さんが教えてくださったとおりの作品になっていると思います」と三谷作品について言及。「アマゾンで配信されるので、誰もが見たい時に見られるのはもちろんのこと、ぜひ皆さんに繰り返し何度でも見ていただき、笑顔になっていただけたら僕もうれしいです」とアピールした。