タレント上沼恵美子(64)が30日、パーソナリティーを務めるABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」に出演し、新型コロナウイルスによる肺炎で29日に死去したタレント志村けんさん(享年70)について語った。

冒頭、「えらいことになっておりまして」と切り出し、志村さんの訃報に触れた。「ドリフターズの志村けんというよりも、人格者の志村けんと捉えていたので、違うショックが走りました。素のトークになると、とっても紳士で、照れ屋さんでした」と振り返った。その上で、「本当に人はいずれこうやって最期があるわけです。無念でならないです、今回は。こんなことで…」と残念がった。

また、「ある意味ですよ、不謹慎かも分からないけども」と前置きした上で、「志村さんが亡くなって、『志村さんが亡くなるんだ』ということで、皆さんもショックで、気が引き締まって、『コロナを人ごとと思ってませんでしたか』っていうところは、ちょっと問いかけるものになった、そんな気がしています」と話した。

共演したキングコング梶原雄太(39)も「そうですね、言い方が間違ったらごめんなさい」とした上で、「やっぱり、コロナがより身近になったと思いました」と同意した。上沼は今月20日からの3連休などで、人々が外出していたことを心配いていたという。