NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の7日に放送された第7回の平均視聴率が20・1%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は初回の21・2%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、大正12年。のちに運命の人になる11歳の関内音(清水香帆)は、豊橋で元陸軍の獣医で馬具を卸す仕事をしている父の安隆(光石研)と母光子(薬師丸ひろ子)、姉吟(本間叶愛)と妹梅(新津ちせ)とともに暮らしていた。音はある日、教会に父と訪れ、そこで歌う女の子たちを見て、一緒に歌うことにした。そこには、歌声を聞きつけていた裕一も来ていた。音の学校では来月行うクラスで最高学年恒例の学芸会の演目を決めることになり、音の提案がきっかけで女性が主役の竹取物語が演目として決まった。翌日の役決めでは、かぐや姫だと思っていたが選ばれずに、先生が勝手に決めていたおじいさんその2の役に落ち込んだ。しかし父の説得に納得し琴の演奏を披露するために教会へ向かった。会場に着くとその時、純白のドレスを着たオペラ歌手の双浦環(柴咲コウ)が歌を披露していた。音はその姿にくぎ付けとなった、という内容だった。