演歌歌手五木ひろし(72)が出演するスペシャル音楽特番「五木ひろしの異次元ライブ2020~歌で伝えたかったこと~」(CS放送「歌謡ポップスチャンネル」)の収録が7日に行われ、その模様が22日、公開された。

同番組は、昨年放送された特番「五木ひろしの変な異次元酒場」の続編。当初は、東京・渋谷のLINE CUBE SHIBUYA(旧渋谷公会堂)で「五木ひろしの異次元LIVE2020」としてライブ開催の予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期。代替企画として制作された。五木がオーナーを務める「歌謡酒場」の店長を六角精児が務め、常連客として井上芳雄、植田圭輔、大原櫻子、黒羽麻璃央が出演。「歌で元気を届けよう」をコンセプトに、ジャンルを超えた出演者とのコラボやトークを展開した。

収録を終えた五木は「ジャンルが違う人たちが集まってやれるのはこの番組ならでは。本来は、渋谷でライブをやる予定だったのですが、今回は場所を移して、ソーシャルディスタンスを保ちながら番組収録しました。前回に続いてこの特番に出演できてよかったですし、本当に楽しかったです」と大満足。「今は100年に1度と言われている大変な時期ですが、歌を歌う我々としては、歌を歌って少しでも見ている方々に元気を届けたい。必ず明日は来ますので…」とした。

また、「こういう番組は、これからもずっと続けていきたいと思います」と続け、「昔のテレビの歌番組は、みんなでいろんなジャンルの人たちが集まって1つの番組を作り上げていた。小さい子からお年寄りまで、ポップスからアイドル、演歌までさまざまな歌を聴いていたことが、今の時代につながっています。だから、これからもこういう番組を通して、いろんなジャンルの人たちが集まって常連をどんどん増やしていきたい」とアピールした。

放送は2回で、Part1が9月13日午後8時(再放送は同18日深夜0時)、Part2が10月4日午後8時(再放送は10月9日深夜0時)予定。