内藤剛志主演のテレビ朝日系ドラマ「警視庁・捜査一課長 2020」(木曜午後8時)の30日第12回の平均視聴率が12・4%(関東地区)だったことが31日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は13・3%、第2話は13・8%、第3話は13・9%、第4話は14・5%、第5話は14・2%、第6話は13・7%、第7話は14・3%、第8話は12・6%、第9話は12・5%、第10話は12・9%、第11話は13・2%。

内藤がたたき上げの警視庁捜査一課長を演じる人気刑事ドラマの連ドラ最新作。金田明夫、ナイツ塙宣之らおなじみの面々が登場する。

不動産会社社長、鮫島俊三が社長室で頭から血を流して死んでいるのが見つかる。臨場した警視庁捜査一課課長・大岩純一(内藤)は、近くのショップ店員・牛田モウ(ねお)から、死亡推定時刻の午後1時ごろ、現場のビルの方からヤギの鳴き声が聞こえたという証言を得る。彼女は1週間前にも同じヤギの声を聞いたと話すが、現場は都会のど真ん中で、近くにヤギがいるとは到底思えなかった。

社員によると、殺された鮫島は社内はもちろん取引先にも理不尽な要求をすることが多く、担当者も頻繁に替わっていた。最近鮫島のもとに出入りしていた広告会社社員の営業担当、八木歩美の名前を聞いた平井真琴(斉藤由貴)は、名字にかけて彼女が鮫島からヤギの鳴きまねを強要されたのではとにらむ。