嵐が5日、都内で行われた「ソフトバンクと嵐の5Gプロジェクトに関する発表会」に出席した。「誰も見たことのない世界へ、一緒に。」をテーマに、プロジェクト第1弾の「5Gバーチャル大合唱」などさまざまな企画に臨む。7日から放送の新CMにも出演する。

5人そろって公の場や報道陣の前に姿を現すのは、昨年末のNHK紅白歌合戦以来。5人が登場すると、1人ずつ透明なアクリル板を挟んでステージに立った。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、メディア各社もソーシャルディスタンスをとって席に座った。

松本潤は「僕らも楽しみながら、何よりファンの皆さんに楽しんでいただいて、ワクワクしていただく体験やコンテンツをこれからたくさん作れたらと思います。よろしくお願いいたします」とあいさつした。

新CMでは、「5Gバーチャル大合唱」と題して、嵐の5人が、多数のファンとともに、「Love so sweet」をバーチャルで合唱した。櫻井翔は「初めてなんじゃないですかね、こういう形でファンの方に参加していただくCMは。想像を超える仕上がりになったんじゃないかなと思います」と話した。相葉雅紀は「場所が違えど、1つになるってことができているんじゃないかなと思って、幸せな気分になりました」と喜んだ。

また、好きなメンバーが歌唱している様子をピックアップして視聴できるVR映像サービスも紹介した。グループ内の推しメンを聞かれた二宮和也は、「それは、こうじゃないですか」とリーダー大野智の映像を選択。大野は「俺か。恥ずかしいな」と照れ笑いした。

二宮は「大野さんは、歌ってないときに休むクセがあるので、これでチェックします」と説明。櫻井は「それもわかっちゃうってことですね! 今まではわからなかったことも」と納得した。大野は「そうかー。難しくなる時代ですね」と困り顔で、笑いを誘っていた。

嵐は今年末をもっての活動休止を発表している。新型コロナウイルス感染拡大などを受け、ライブの中止・延期なども続いたが、今回のプロジェクトが、ファンを楽しませる新たなコンテンツとなる可能性もある。松本潤は「見たことのない新たな景色を、皆さんと一緒に作りたいと思います。何より、僕らも楽しんで、頑張りたいです」と意気込んだ。