タレントのラサール石井(64)が、安倍晋三首相の辞任をめぐる発言で元衆院議員の金子恵美氏から批判を受け、反論した。

ラサールは安倍首相が辞任を表明した28日、ツイッターで「望んでいたことだが、全く喜びも感慨もない。何とも言えぬ脱力感。記者会見はヌルく、まるで番記者と総理のお別れ会のよう」とツイート。このツイートは30日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」で取り上げられ、“安倍チルドレン”の金子氏は「まったくもって、政治家をやったことのないコメンテーターのコメント。一度でも選挙に出て、国家のために命を尽くそうという思いのある人間であったならば、健康を理由に辞めることがどんなに辛くて悔しいことか。選挙に出て、総理になってから言ってもらいたい」と批判した。

ラサールは金子氏の発言を受け、「『お疲れ様』『お大事に』は他の場でちゃんと言ってますよ」とした上で、「『総理になってから言ってもらいたい』そしたら日本で総理を批判出来る人は20人弱ぐらいになりますが、それってもう『王制』では。てか金子さんもこれから野党党首を批判できなくなりますよ」と反論した。