菅田将暉(27)が、竹内涼真(27)主演の日本テレビ系連続ドラマ「君と世界が終わる日に」(17日スタート、日曜午後10時30分)の主題歌「星を仰ぐ」を担当することが3日、分かった。

ドラマは、竹内演じる自動車修理工・間宮響を中心とした世界の終末をテーマにしたラブストーリー。楽曲は昨年12月に解禁された予告映像で既に使用され、ネット上では歌い手予想が盛り上がっていた。

菅田は実力派俳優としても知られるが、歌手としても19年のNHK紅白歌合戦に出場するなど評価が高い。今回は演出家やプロデューサーらとの楽曲打ち合わせから参加。「歌詞はすべて男目線で描かれています。極限状態ゆえの余裕のなさ、一方通行かもしれない必死さが劇中の響とリンクする楽曲となっている」とコンセプトを説明した。

菅田は自身の主演映画「帝一の國」(17年)で竹内と共演してるが、主題歌アーティストと主演俳優としてのタッグは初。「この作品の中でも、竹内涼真が演じる間宮響は闘っている男だと思います。そんな彼がしんどくなった時、倒れそうになった時に寄り添ってくれるような楽曲になれば、という思いを込めて歌わせていただきました」と思いを明かした。

一方の竹内も「一度聴いただけで菅田くんが自分と響に向けて歌ってくれた曲だと分かりました」と喜び、「この曲が響にとって希望のように感じられて、自分の中でより一層、響と気持ちが重なったのを覚えています」とコメントした。

◆菅田将暉の音楽活動 17年に「見たこともない景色」でデビュー。翌年の「さよならエレジー」はLINE MUSICで年間ランキング1位。19年には米津玄師プロデュースの「まちがいさがし」でNHK紅白歌合戦に初出場。全国ツアーも成功させ、これまでにアルバム2作、シングル6作を発売。