テレビ東京系バラエティー「青春高校3年C組」(月曜深夜0時12分)が、3月末をもって終了することが1日、分かった。この日の番組内や、番組ホームページ、公式ツイッターで発表された。

番組終盤に3月末での終了が発表されると、MCのバナナマン日村勇紀(48)が「3年間もやれたっていうのは、すごいことだから。終わっちゃうのは残念だけどね。ここからはみんながそれぞれ力をつけてきたことを、それぞれの道で羽ばたいていってもらいたいというのが本当の気持ちですね」とメンバーたちにエールを送った。

三四郎の小宮浩信(37)も「僕らも生放送の時からすごくワクワクする番組で始まって、生徒(出演メンバー)とともに、一緒に成長してきたっていうのがあると思うんで」と話した。「青春高校はもうなくなっちゃうかもしれないですけど、思い出とかはなくならないし、今までの経験とかもなくならないわけなので。それを糧に、芸能活動する人も、違う道に行く人も頑張ってほしいです」と激励した。

三四郎の相田周二(37)も「なくなっちゃうのは寂しいですけど、本当に3年やったっていうのはまずすごいことだから。そこは胸を張ってほしいですし、絶対この経験が役に立つときがきっとくると思うので、それを胸に頑張ってください」と呼び掛けた。リモート出演したメンバーたちは、MCの言葉に何度もうなずいていた。卒業記念アルバム(タイトル未定)の制作も決まったという。

公式ホームページでは、「本日の放送にありました通り、この度、昨年からのコロナをはじめとした不安定な状況を鑑み、残念なことではありますが、これ以上の継続が困難と判断し、番組開始から3年という節目となる3月末をもって青春高校のプロジェクトを終了するという結論に至りました」と発表された。

メンバーたちの今後については「今後の進路についてはメンバーとスタッフとで話をし、それぞれの将来や目標を聞いたうえで決めてまいります」とし、「応援してくださっているファンの皆様・全ての関係者の皆様に対しましては、これまでいただきましたご支援に感謝いたしますとともに、突然のご報告となりましたことを、深くおわび申し上げます」と記された。

同番組はタレントを担任、オーディションで選ばれた出演者を生徒とした疑似学級バラエティー。番組内の企画から生徒たちが「軽音部」や「アイドル部」などに所属しさまざまな企画に挑戦する。昨年1月に「青春高校3年C組」名義でシングル「君のことをまだ何にも知らない」でCDデビュー。同7月にはセカンドシングル「好きです」をリリースしていた。