フリーアナウンサー小川彩佳(35)の夫で、3日に「文春オンライン」で女性との不倫が報じられた医師、豊田剛一郎氏(36)が取締役を務める医療ベンチャー「メドレー」の株価が4日、終値で前日比3%近く下落した。今回の報道との直接的な因果関係は不明だが、株式関連のネット掲示板には、代表取締役だった人物がコロナ禍緊急事態宣言下で起こした不倫問題の影響を心配する声も書き込まれている。

文春の不倫報道を受け同社は3日、豊田氏が同社の代表取締役(医師)を辞任し取締役になることを発表。豊田氏は21年12月期の役員報酬を返上し、本人が保有するストックオプション(新株予約権)の未公使分32万株(4日現在、約15億7000万円相当)を放棄する意向であることも告知した。

メドレーはマザーズ上場。4日の終値は前日比150円安(マイナス2・96%)の4910円だった。この日、日経平均株価も前日比304円55銭安(マイナス1・06%)と4営業日ぶりに反落し、株式相場は低調ではあったが、それを上回る下落率となった。

掲示板には「不倫で下げたの?」「今回の不倫は業績に大きく影響しそう」などとの声が書き込まれた。一方で、不倫報道について「影響ないね。普通の下げと変わらないし」などというコメントもみられた。