日本テレビは4日、3日に実施した同局系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の収録中にお笑いコンビ、ライセンスの藤原一裕(43)が左鎖骨遠位端骨折を負ったことを発表した。

同局によると、3日午後1時ごろ、番組の企画「ソフトボール企画」のロケで、試合中にバッターの藤原が一塁に走り込んだ際、バランスを崩して左肩から地面に転倒してしまったという。すぐに最寄りの病院で診察、応急処置を受け、この日、改めて都内の病院で診察を受けたところ、左鎖骨遠位端骨折と診断された。

藤原は近日、手術を受ける予定で、医師によると、2週間程度で日常生活には支障のない状態に回復する見込みという。

藤原は「43歳の中年芸人が自分の身体の衰えに対応できず、けがするという下手なあるあるをやってしまいした。ロケの僕の役回り的に絶対けがをしてはいけないポジションなのにこの有様。皆様、オンエアをみて『お前この企画でけがしたらアカンがな!』とツッコミを入れていただけたらと思います!」と気丈にコメント。「治療してすぐ戻ってきます、関係各所の方々にご迷惑をおかけしているとともに、対応していただいていることに感謝申し上げます」と伝えた。

同局は「けがをされた藤原さんをはじめ、関係者の方々、ご迷惑をお掛けした皆様におわび申し上げます。ロケに際しては、野球経験者による準備運動を入念に行いましたが、今後は番組制作において、より一層安全対策に万全を期してまいります」としている。