女優門脇麦(28)が、4月2日スタートのテレビ東京系「わたしのヒュッゲ」(金曜午後9時54分)で番組ナレーションを担当することが30日、分かった。「くつろぎの家時間」をテーマに、ゲストの飾らない素顔を引き出す番組。

番組タイトル「ヒュッゲ」とは、デンマーク語およびノルウェー語で「ゆったりとしてあたたかい、くつろぎの家時間や空間」の意味。コロナ禍で人々の生活スタイルが変化する中、自宅での時間を楽しく過ごすことは大きなテーマだ。番組では、そんなテーマに沿い、さまざまなジャンルのゲストが、自分なりの「おうち時間の過ごし方」を語る。

「ずっと声の仕事をやりたいと思っていた」という門脇は、オファー時を「うれしかったです」と振り返る。「メッセージが凝縮していて、すごくすてきだと思いました。とても温かい作品、番組になるんだろうなって思いました」と期待を膨らませた。

ナレーションで心がけていることは「(ゲストの)邪魔をしないこと」だという。「ナレーションは、映像だけでも十分伝わるものに、声を乗っけていく。普通のお芝居って自分たちでゼロから生み出します。作品がある中に最後にお邪魔させていただいて完成するっていうのは結構、新鮮で楽しいです。どのイントネーションだったらよりよくなるかなって考えています」と、意識している点を明かした。

コロナ禍で人々の生活が変化しているが「少しでもおうち時間が、自分にとって心地よい時間になったり、没頭できるものを探せる時期であると思うので、この番組をみて、自分の好きなものを、1つでもおうちの中に『増やしたいな』とか、『増やすのすてきだな』って思ってもらえたらうれしいです」と笑顔で呼びかけた。

増田武史プロデューサーは「レギュラー出演者がいないこの番組は、ナレーションが番組を彩る重要な役割になります。大河ドラマ『麒麟がくる』で抜群の存在感を見せた門脇麦さんがナレーターを引き受けてくれて本当にうれしく思っています」と喜びをにじませた。そして「おうち時間が増えた今、週末のひと時を少しでもご機嫌に…門脇さんは間違いなく視聴者の期待に応えてくれるはずです」と期待を込め「初回放送が待ちきれません!どうぞお楽しみに」と心待ちにした。

初回ゲストは青山学院大学陸上部の原晋監督。