事故で脊髄を損傷し、車いすで活動している地下アイドルグループ「仮面女子」の猪狩ともか(29)が、車いすユーザーのコラムニスト伊是名夏子さんが電車利用をめぐるトラブルを明かして物議をかもしている問題について、「こんなに大勢でバッシングする必要もないでしょ」と思いをつづった。

骨の折れやすい「骨形成不全症」という障害のため電動車いすを使っている伊是名さんは4日、ブログに「JRで車いすは乗車拒否されました」と題した記事を投稿。家族や友人たちとの旅行で電車を利用しようと訪れた駅での車いす対応をめぐる駅員とのやりとりをつづり、ネット上で物議をかもした。

猪狩は5日、ツイッターでこの騒動に言及。伊是名さんへの批判的なコメントも上がっていることに「障がいのある方が声をあげて叩かれてるのを見るたび、伝え方って難しいなぁと思います」とした。

また、続くツイートでは「勘違いしてる方がいるけど、わたしはどっちの肩も持ってないです!」とし、「不便なことや困ったことがあっても、まずは対応してくれたことに対する感謝の気持ちが大事だなって思う。でもだからといってこんなに大勢でバッシングする必要もないでしょって話。だから“伝え方”って言いました」とした。