東山紀之(54)が2日、メインキャスターを務めるテレビ朝日系情報番組「サンデーLIVE!!」(日曜午前5時50分)に生出演し、4月30日をもって先輩の近藤真彦(56)がジャニーズ事務所を退所したことを受けてコメントした。

東山は「退所の仕方に大きな疑問が残っているなと思う。後輩たちにも、ファンの人たちにも何の説明をしていない。説明をしたくなかったのか、することが出来なかったのか、それともこれからするのか。どうなっていくのかを見ていく必要がある。僕らはたくさんのファンの人たちに支えられている。それに向き合うのが礼儀のひとつだと思う。退所の選択が正しかったんだということを、今後の生き様で証明してもらいたい」と話した。近藤が過去に東山について語ったVTRが流れ、「マッチさんのために自分自身を犠牲にして助けてきたスタッフの方をたくさん知っているので、その人たちの思いをマッチさんはどう受け取っているのかなと。そのことを考えると、退所のコメントでも薄っぺらく聞こえる。これからマッチさんがどういう生き様を見せてくれるのかを、見せてほしい」と語った。

近藤は中1だった77年に入所し、80年「スニーカーぶる~す」で歌手デビュー。94年に田原俊彦(60)がジャニーズ事務所から独立して以降、事務所の“長男”として27年間活動した。昨年11月の不倫報道を受け、活動自粛中にケジメとしての退所となった。

東山は79年にジャニーズ事務所入りし、85年に少年隊としてシングル「仮面舞踏会」でデビュー。近藤の退所後は所属タレント最年長となり、事務所の新たな“長男”を引き継ぐ形となる。