ふぉ~ゆ~越岡裕貴(34)と室龍太(31)が13日、都内で、舞台「ッぱち!」(13~19日、東京・博品館劇場ほか)のゲネプロと囲み取材に出席した。

同作はさまざまな思いを背負いながら、優しく、不器用な大阪の人々のたわいない日常を描いた人情劇。

大阪府出身の越岡は、主演として「(大阪公演は中止だが)東京公演だけでも幕が開くのは幸せに感じていて、ポジティブにうれしさでいっぱいです」。

全編ほぼ関西弁で展開される。越岡は「こんなにがっつり関西弁でお芝居するのは初めて」。親との会話は関西弁を使うといい「そんなに違和感なくできた」と胸を張った。

初共演となった室について越岡は「めちゃくちゃいい役者です。本当にいろいろ経験しているので刺激を受けます。後輩ではありますけど。堂々としている」と話した。一方、室は越岡のことを「こっしゃんさん」と呼んでいるといい「こっしゃんさんは本当に自然体というか。飾っていない。ほんまに吉岡(役名)の役がすごくぴったり」と絶賛した。

2人の関係性について問われると、越岡は「もともとあんまりしゃべったことがなかった。どこから仲良くなったのか覚えていない。普通に友達みたいな感じ」。室は「僕の“愛嬌(あいきょう)力”がそうさせた(笑い)。こっしゃんさんは優しい」と信頼を示した。

越岡が「器でかいでしょ?」と振ると、室は「ほんとでかい。わんこそばくらい」。すかさず越岡は「ちっちゃいな」とツッコみ笑わせた。