中川大志主演の日本テレビ系連続ドラマ「ボクの殺意が恋をした」(日曜午後10時30分)最終話が12日、放送され、平均世帯視聴率が5・4%(関東地区、速報値)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は5・8%、第2話は6・0%、第3話は5・1%、第4話は4・6%、第5話は4・7%、第6話は4・7%、第7話は5・0%、第8話は5・9%、第9話は5・9%だった。

同作は、中川演じる、最高に間の悪い“殺し屋”男虎柊(おのとら・しゅう)が、育ての父を殺した人気漫画家・鳴宮美月(新木優子)に報復するために近づくが、逆に恋に落ちるスリリング・ラブコメディー。

最終話で、鳴宮美月引退会見が行われる中、柊(中川大志)と葵(新木優子)は、詩織(水野美紀)に追い詰められて絶体絶命の危機に陥った。2人を人質に取られた丈一郎(藤木直人)は、会見を止めるしかなかった。

詩織は、丈一郎が来るのを待っていた。詩織は、みんなまとめて始末すると冷酷に告げた。さらに彼女は、SOSのためには人も殺すと言い放った。柊は、優しかった詩織が殺人を犯したことが信じられなかった。

あくまで正義のためにやったと言う詩織に、柊は「詩織さんにとっての正義って何だよ!?」と問いかけた。詩織は、SOSを立ち上げるきっかけとなった自らの過去を明かした。武尊(小池徹平)が殺された経緯を知った葵は、詩織に怒りをぶつけた。「人を殺すことにも正義はある」と、詩織は邪悪な論理を主張した。一方、柊は、敵討ちのために鳴宮美月を殺そうとした自分を思い出して何も言えなくなってしまった。

詩織が再び銃の引き金を引こうとしたその時、丈一郎が現れた。