King&Prince永瀬廉(22)が、来年1月8日スタートのNHK土曜ドラマ「わげもん~長崎通訳異聞~」(土曜午後9時、全4話)に主演することになり、28日、制作のNHK大阪拠点放送局が発表した。

永瀬は、放送も最終盤を迎えた朝ドラ「おかえりモネ」に続くNHKドラマへの出演。黒船来航の4年前、江戸時代の長崎を舞台に、通訳だった父の失踪の謎を探ろうと、江戸から長崎へやってきた青年・伊嶋壮多にふんする。本格時代劇には初挑戦になる。

永瀬は「『おかえりモネ』に続き、こんなに早くNHKドラマに出演させて頂けること、今回は主演であること、そして本格時代劇に初挑戦させてもらえること、とても光栄に思っております」とコメント。

「わげもん」とは「通訳者」を指す言葉で、永瀬の役柄は卓越した語学センスを持つ設定。「通訳者になるため奮闘し、壮多は長崎でたくさんの人に出会い、困難に立ち向かっていくことで、言葉だけでなく、人の心までも和解(わげ)していく青年です」と説明する。

時代の過渡期を生き抜く青年役に「必死に生き抜いていく大胆で行動力のある壮多を。雪駄の寒さも忘れるくらい熱を持って演じていきたいと思います」と意気込んだ。

「アシガール」の宮村優子氏の作で、オリジナル脚本。永瀬の決意に、制作統括の内田ゆきチーフ・プロデューサーは「幕末の長崎通詞たちの激動の日々。未知の世界に心おどらせる主人公の期待と不安。一緒にドキドキ、わくわく、笑い、ときには涙し…と、企画しました」。永瀬主演には「『おかえりモネ』のりょーちん役で、みずみずしく繊細な演技で深い印象を残した永瀬廉さんをお迎えすることができました」と感謝。「永瀬さんの、りょーちんとはまた違う魅力を知っていただける」とも期待している。