大正から令和まで、4時代を生きた作家で僧侶の瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう)さんが9日、心不全のため、京都市内の病院で死去した。99歳。06年に文化勲章を受章した。

いきものがかり水野良樹(38)は11日、ツイッターを更新し「ある日の大阪城ホールでのライブ。舞台を降り、楽屋に戻るとそこに瀬戸内寂聴さんが立っていた。どーんと。まるで我が家に迎え入れるみたいな顔で。初対面なのに。俺らの楽屋なのに(笑)『あんたたち舞台降りると子供みたいな顔してるね!』と破顔。笑顔とパワーの余韻が記憶の中でずっと明るいまま」と初対面の時のエピソードをつづりながら人柄をしのんだ。