嵐松本潤(38)香川照之(56)杉咲花(24)木村ひさし監督(54)が30日、都内で映画「99.9 刑事専門弁護士-THE MOVIE」の初日舞台あいさつに出席し、21年の振り返りと22年の抱負などを語った。

20年末から嵐としての活動を休止している松本は「表に出るのは99.9になりましたね。2021年の12月30日は特別な日になったなと思います。このあとジャニーズフェスのお手伝いとかやっているので、30日は思い出の1日になるなと思います」と話した。

活動休止からしばらくは休養していたが現在は忙しさが戻ってきているといい「生きることに精いっぱいなので。忙しいんですよ、今。いろいろあって。(22年は)先々の準備とかやりたいと思っていることはあります。香川さんにお願いして日本舞踊とか和のものを練習していきたいとかもあるので」と語った。

香川は「今年の初めに99.9をどうしようかと話していて。(松本は)嵐の休止発表直後で。何もしてないって言ってたのに、今はこんなに忙しくなって。人って変わるね」としみじみと語っていた。

今回の映画は21年4月にクランクインした。杉咲は「今年はいろいろな経験をさせていただきましたが、99.9の映画に携わらせていただけたことも大きかった。ものすごい信頼関係を築きながら、ある意味規格外というか。他の映画では味わえない時間だったなと思って。それを今後も生かしていけたら」と話した。

今作は16、18年に放送されたTBS系人気ドラマを初の映画化。29日には公開前夜祭としてスペシャルドラマも放送されており、この日は鏡開きで大ヒットを祈願した。木村監督は「この映画には復興という意味も込めています。この作品でちょっとでもみなさんが笑顔になってくれたら」と願っていた。