元乃木坂46の松村沙友理(29)が9日、アニメ映画「グッバイ、ドン・グリーズ!」(いしづかあつこ監督・脚本、2月18日公開)のスペシャルトーク付き試写会にゲスト出演し、最近買った“宝物”に炊飯器を挙げた。

大ヒットアニメ「宇宙よりも遠い場所」を手がけた、いしづか氏によるオリジナル作品。イベントには、いしづか氏とキャラクターデザインを手がけた吉松孝博氏も出席した。河原で“宝物”として石を集める男の子が物語の着想のきっかけにもなっており、自身の宝物について聞かれた松村は「炊飯器だなって思いました。最近、いい炊飯器を手に入れたんですけど、銘柄によって炊き方が変わるみたいな。宝物です」と笑った。松村と言えば大の米好きで、昨年9月にはJA(農業協同組合)のお米消費拡大アンバサダーにも就任。この情報は、いしづか氏の耳にも入っていたようで「すごいたくさん食べられるんですよね」と声をかけられていた。

作品は田舎町に暮らす少年たちの冒険物語。ゲスト声優としてロンドンブーツ1号2号の田村淳と指原莉乃も出演しており、中心キャラクターである少年ロウマの両親役を演じることでも注目を集めている。松村は作品については「中高生って人間最強感あるじゃないですか」と独特の表現で切り出し「そういう懐かしさと、こういう時代があったなと。今の自分に忘れていたものを取り戻された気がしました。この熱さ大切だったなと思いました」と話した。隣で聞いていた、いしづか氏は「欲しい答えをそのまま頂きました。ごちそうさまです」と笑顔でうなずいていた。