77年スタートのABCラジオ長寿番組「おはようパーソナリティ道上洋三です」卒業を発表した道上洋三アナウンサーの後任は、小縣裕介(50)古川昌希(34)の両アナに決まり、同局ラジオが25日、発表した。

小縣アナは月~木曜に「おはようパーソナリティ小縣裕介です」、古川アナは金曜に「おはようパーソナリティ古川昌希です」として出演し、道上アナから「おはパソ」を引き継ぐ。小縣アナは3月28日から、古川アナは4月1日から。

「おはパソ」枠は、道上アナが故中村鋭一さんの後を継ぎ、77年3月にスタート。今春で放送丸45年を迎える予定だったが、道上アナは昨年9月に倒れ、脳梗塞が判明して療養、リハビリに努めてきた。昨年末には、治療に専念してもらうため、道上アナの番組卒業が発表されていた。

中村さん、道上アナに続く「おはパソ」の“3代目”に就く小縣アナは、同局ラジオ深夜の音楽バラエティー「ABCミュージックパラダイス」や、テレビ・ラジオのプロ野球中継の中核を担ってきた。古川アナは、同局テレビの夕方帯報道番組「キャスト!」で活躍している。

同局ラジオ担当者は「番組名はこれまでの伝統を引き継ぐ形で、それぞれ『おはようパーソナリティ小縣裕介です』『おはようパーソナリティ古川昌希です』になります」と説明した。

アシスタントは月~木曜が、現在アシスタントを務めるいがらしあみ、金曜日は去来川奈央(いさがわ・なお)が新たに登場する。