俳優小池徹平(36)黒羽麻璃央(28)らが29日、都内で、ミュージカル「るろうに剣心 京都編」(東京・IHIステージアラウンド東京、5月17日~6月24日)の制作発表会見に出席した。

和月伸宏原作の同名漫画が原作。脚本家の小池修一郎氏が脚本を担当した。

主人公・緋村剣心役を演じる小池は、会見前に激しい殺陣を披露。会見では「やっと息がなおってきました」とあいさつし、「なかなか激しい殺陣ですが、一応これミュージカルです。このあとすぐ歌えといわれたら先生に怒ります(笑い)。せめて息を整えて歌は歌で」と脚本・演出の小池氏に注文して笑わせた。続けて「すてきな音楽だったり、殺陣だったりがどんな形で融合されて『剣心』になるのかカンパニー一同楽しみ」。

同作は2020年に公演予定だったが、コロナ禍で中止。2年の時を経て上演される。「ようやく始まるんだなっていうワクワクもすごい。本当にみんなですばらしい『るろうに剣心』を作っていきたいなと思います」と力を込めた。

緋村の宿敵・志々雄真実役を演じる黒羽は、2年前の公演中止以来、「心の中に火は消えずに、いつか必ずやりたいと今日まで過ごしてきた」と明かし「制作発表の日までこられたことをうれしく思います」。

包帯でグルグル巻きの役衣装で登場した黒羽は「感慨深いです」としつつ「すこしでも早く包帯の暑さに慣れないとなと思います。この(服の)下ビショビショです。本番までに汗腺をどうにかしたいと思います。音を上げることなく最後まで頑張りたいと思います。終わった頃には2キロくらい落ちていると思いますね」と笑わせた。

加藤清史郎、岐洲匠、井頭愛海、鈴木梨央、伶美うらら、山口馬木也、加藤和樹も出席。松下優也は体調不良のため欠席した。