NHK大阪放送局の角英夫局長が7日、同局で定例会見を行った。8日にフィナーレを迎えるNHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の制作統括を務める堀之内礼二郎チーフプロデューサーが出席し、「カムカム」を話題にして盛り上がったツイッターなど“SNS効果”について語った。

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ドラマは大正時代末から令和までの約100年の時代を、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘の3世代の生き方を描く。

堀之内氏は「多くの方に細かいところまでご覧いただいている。例えば、今週の放送で言うと、ひなたが載っている雑誌の細かい部分まで…。藤本さんの台本にはたくさん盛り込まれています」と話した。

細部について「スタッフが現場で思い付いたり、よりおもしろく、その人物たちの生活とかを想像していけば、どんどん、無限にわいてくる」。SNSでドラマの1つの「細部」の話題が拡散することで「逆にスタッフの動きがよくなる」と“相乗効果”があったことを明かした。