長澤まさみ(34)が25日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた、斎藤工(40)主演映画「シン・ウルトラマン」(樋口真嗣監督)大ヒット御礼舞台あいさつで、劇中で巨大化したシーンを演じたと初めて明かした。

長澤は劇中で、斎藤演じる禍威獣(かいじゅう)特設対策室専従班、通称・禍特対(かとくたい)の作戦立案担当官でウルトラマンになる男・神永新二の相棒の分析官・浅見弘子を演じた。舞台あいさつの冒頭で「今日、やっと言えることがあります。私が、いつもの私じゃない感じで…私じゃないんですけど、浅見さんが。笑えたって感じで。笑えるシーンも多いので、2回目は大笑いに来て欲しい」と巨大化シーンの存在を口にした。

長澤は、ビルをひじ打ちするなどした巨大化シーンについて「撮影は、グリーンバックです。説明があって、1人で地味に撮影していました。『もうちょっと足上げて、ひじを上に、動かないで、木が倒れるように真っすぐ』と…」と、樋口真嗣監督(56)の指示を交えて説明。同監督から「受け身を取らないで、と」と突っ込みが入ると「それが痛くて…下にマットがあるんで、1人で大変だなと」と笑みを浮かべた。

「シン・ウルトラマン」は、13日の公開初日から3日間で邦画実写映画トップの興収9億9000万円超えの成績を上げていたが、24日までの12日間で興行収入26億6000万円、動員143万人を突破した。また、この日、長澤演じる浅見が巨大化したシーンと、 山本耕史(45)が演じたメフィラスのシーンの場面写真が公開された。