M-1グランプリ2021王者のお笑いコンビ、錦鯉の長谷川雅紀(50)が16日、都内で行われた「東京おもちゃショー2022」内で実施した車型玩具「チョロQ」新商品発表会に出席し、かつて同商品の大会で優勝した思い出を語った。

長谷川は12歳だった1983年に地元札幌のデパートの屋上で行われた大会に出場したといい「当時はいろんなところで大会があって、札幌でもあるということでこれは行かなきゃということで行きました。スピード部門に出て、見事優勝ですよ」と振り返った。

意気込み強く向かったものの、実はその時はチョロQを持っていなかったという。「手ぶらで行って、その場でデパートでこれがいいんじゃないかと選んで。スピード部門に出るので、F1の形をしたものを選びました」とエピソードを明かし「改造とかはしないので、(勝因は)絶対優勝してやるという気持ちですね。それが人より勝ったということですね」と胸を張った。

イベントでは当時もらった賞状も公開。今でも「優勝」の2文字がはっきりと刻まれており「今年51歳になるんですけど、人生で唯一もらった賞状がこれです。部屋にずっと飾っていたから保存状態が良い。宝物ですよね」と再びドヤ顔で報道陣のカメラへ賞状を掲げた。

2人は商品のCMキャラクターも務めており、終盤には新たに考案した「チョロQ漫才」も初披露。長谷川がチョロQに扮(ふん)し、直進のみならず、ランダムターンやバックスピンなどが可能になった新商品に合わせて大声で叫びながらステージ上を”爆走”。相方の渡辺隆(44)から「おじさんが大騒ぎしただけじゃねえか。見てらんねえんだよ」と突っ込まれると、会場からは笑いが起きていた。漫才の模様はタカラトミー公式YouTubeチャンネルでも公開予定。