NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の第67話が12日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、暢子(黒島結菜)はフォンターナでいさかいを起こしたとある親子のことが心配だ。再び訪れた親子に、房子(原田美枝子)はあるメニューを出すように指示する。

一方で、突然あまゆに現れた賢秀(竜星涼)が連れてきたのは、青森出身の水国和歌子(駒井蓮)。和歌子は行くところがなく困っていたが、三郎(片岡鶴太郎)が助ける。賢秀は和歌子を気に入ったようで…。

その頃、沖縄やんばるの比嘉家では、優子(仲間由紀恵)のもとを賢吉(石丸謙二郎)が訪れ、「縁談がある。善一さんと再婚しなさい」と言う。

そしてこの日のあさイチには、三郎役の片岡鶴太郎(67)がゲスト出演。「KiraKiraキッチン THE 夏麺」で夏の冷やし麺に挑戦した。さらに鶴太郎の三男で料理人・荻野聡士氏が講師として登場し親子共演が実現。5月17日にも2人はあさイチに出演したが、同時共演ではなかっただけに、鶴太郎は「早いですね、すぐですよ。ありがとうございます」と言い、荻野氏も「よろしくお願いします」と話した。

鶴太郎はドラマでも弾いていた三線の生演奏も披露。荻野氏は「大丈夫ですか。ずいぶん、好き勝手に…」と突っ込んだ。そして2人は昨年7月に鶴太郎が料理を習いたいと荻野氏の店で修業した裏話も明かした。親子共演について、荻野氏は「授業参観みたいな感じ」、鶴太郎は「まっさらな気持ちで教えていただいている、という感じ」とそれぞれ感想を語った。

同ドラマは沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。