28日に放送された中島裕翔(28)が主演するジテレビ系連続ドラマ「純愛ディソナンス」(木曜午後10時)の第3話の世帯視聴率が4・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と29日、分かった。初回から4・8%、4・3%だった。

第3話の個人視聴率は2・3%だった。初回から2・6%、2・4%だった。

中島は教師役に初挑戦、初共演となるヒロイン役の吉川愛(22)と、決して一線を越えてはいけない禁断の恋を描く。

同ドラマはオリジナル作品。「愛は、純粋すぎると毒になる」がテーマ。

第1章では青春と純愛とサスペンスを描く。高校を舞台に中島演じる新任音楽教師・新田正樹が、吉川演じる女子生徒・和泉冴と絆を深めていくが、本心で向き合えないまま決別する。

第2章では大人のドロドロの人間関係が展開するストーリー。5年後に、2人はひょんなことから再会するが、中島には妻がいた。微妙で繊細な関係性が次第に周囲を巻き込み、やがてディソナンス(不協和音)を生み出し破滅へと向かう。

第3話で、映像研究部の部室でハンディカメラに残されていた映像を見ていた冴は、遺体で発見された元顧問の由希乃(筧美和子)が部員たちに残していたメッセージを見つける。だが、由希乃がカメラの前で話している最中に、男が現れる。「もう終わりにしたい」という由希乃に「終わらせるくらいなら、僕は全部捨てる」と返す男。それは、担任の加賀美理(眞島秀和)の声だった。

正樹に電話した冴は、留守番電話に由希乃と付き合っていた相手が分かった、とメッセージを残す。するとそこに、加賀美が現れた。冴から事件のことを問われた加賀美は、由希乃の殺害を否定する。冴は、カメラを渡すよう迫る加賀美から逃げようとする。

一方、冴からの留守電に気づいた正樹は、異変を感じ、桐谷高校へと急ぐ。その途中、慎太郎(高橋優斗)と出会い、一緒に学校へ向かった。正樹たちは冴を探すが、どこにも彼女の姿はなかった。

その際、正樹は、加賀美とすれ違い、冴を見なかったかと尋ねる。しかし加賀美は、見ていないという。それからしばらくして、正樹と慎太郎は、映像研究部の部室に落ちていた冴のスマートフォンを発見した。