タレント熊田曜子(40)が6日、都内で、映画「怪奇タクシー 風の夜道に気を付けろ!」(夏目大一朗監督)公開あいさつに出席し、撮影での思い出を振り返った。

原作は巨匠、水木しげる氏の元で修業をし、妖怪ものを中心に描いてきた漫画家、森野達弥氏の同名漫画。俳優、芸人のジャンルを超えた豪華キャストが集結している。

熊田は7月に体調不良による休養から復帰。「セリフがあることに慣れていなかったので、お話頂いた時にうれしかったです」と笑顔。さらに、イベント前に初めて作品を見たといい「難しい役でした」と振り返った。

読み合わせには当時小学3年生の長女が付き合ってくれたと明かし「とにかく台本を持って行って読み合わせしていたら、長女が『相手するよ』って言ってくれたんですけど、途中で長女が『ママ性格悪い役なの?』って不思議がっていました」と話した。

難しかったというラストシーンについて「変身するシーンはヤマ場だと思っていて、思い切りやりました。現場では顔の型を取りました」と明かすと、共演したお笑いコンビ、アインシュタインの稲田直樹(37)は「欲しいです。ハマるなら顎にはめてみたい」と観客を笑わせた。

暁月ななみ、山本高広、山田邦子、夏目監督も出席。