櫻坂46が20日、山梨・富士急ハイランドコニファーフォレストで、野外ライブ「W-KEYAKI FES. 2022」千秋楽公演を開催した。先月実施予定だったが、メンバーが新型コロナウイルスに感染し中止に。リベンジの振り替え公演となった。アンコールでは一期生の尾関梨香(24)原田葵(22)の卒業セレモニーも行われた。
尾関は赤いドレス姿で登場し、手紙を読み上げて感謝を伝えた。スピーチ全文は以下の通り。
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7年間応援してくださった皆様、たくさんサポートしてくださった皆様、本当にありがとうございました。まずは、昨日、今日と、無事に迎えることができて、少しホッとしています。ダンスも未経験で、表現することが苦手だった私ですが、活動する中で、いつの間にかライブが一番大好きになっていました。
そんなライブが今日の公演で最後になってしまうと思うとすごく寂しいです。だけど寂しくならないように、悔いが残らないように、昨日、今日と全力で楽しんできました。
7年前、グループに加入した私は、皆さんが思う「アイドルらしさ」全開ではなかったかもしれません。もっとかわいらしくいたいなぁと、時には自分のキャラクターで悩んだこともありました。
だけど、皆さんとお話しすると、「いつも自然のままの尾関が好き」「ありのままでいてね」って言ってくださったので、ずっとずっと私らしく尾関スタイルでい続けることができました。
そして、念願だった14人の大好きな後輩もできました。改名して、そしてこの1年でみんながどんどん自分らしさを確立し始めて、すごく頼もしくなりました。最近は私もたくさん頼らせてもらっていました。私にとって、誰にだって自慢できる大切で、大好きな後輩です。私の後輩でいてくれて、グループに加入してくれて本当にありがとう。
それから、同期の一期生。7年間、本当にいろいろなことがあって、思い返すと正直、大変なことの方が多かったと思います。でも、みんながいてくれたから、私は頑張り続けることができました。
今になっては、過去のつらかったことや楽しかったことを、みんなで笑いながら思い出話ができるようになって、この先もどんなことがあっても、みんなとなんでも乗り越えられてきたから、大丈夫だな、と自信を持って言うことができます。本当にありがとう。
また、いつもたくさんサポートしてくださったスタッフさん。メークさん、衣装さん、ダンサーさん。全ての関わってくださった皆様。皆さんがいてくれなかったら、今日、きっとここのステージに立てていなかったです。どんな時も味方になってくれて、守ってくれて、時には怒ってくれて、かわいいメークや、すてきな衣装を着させててくださいました。
友達や家族にもたくさんサポートしていただきました。この7年間で、大切なことを教えてくださり、本当にありがとうございます。
そしてメンバー。Buddies(ファンの愛称)の皆さん。今ここにいる皆さん、配信で見てくれている皆さん、みんな1人の人間です。生きていく上でたくさんいろんなことがあるとは思いますが、どんな時も自分を大切にして、ずっと笑っていてください。約束です。それから、大好きな櫻坂46を、これからもBuddiesの皆さんで守り続けてください。
心から、本当に皆さんに出会えて幸せでした。あらためて7年間ありがとうございました。