歌手で女優の観月ありさ(45)が21日、都内で「観月ありさ×ラフィーリア×リサーキュレット コラボレーション商品発表会」に出席し、自らプロデュースしたメディカルウエア姿を披露した。

人気ドラマシリーズ「ナースのお仕事」で主人公・浅倉いずみ役で主演し、これまで衣装としてメディカルウエアを着用してきたが、今回は「笑顔の輪が広がるメディカルウエア」をテーマにプロデュース。この日の発表会でもピンクの衣装から、プロデュースしたウエアに着替えて登場し「以前からデザインしてみたいと思っていました。いろいろなアイデアも落とし込んで、納得いくものができました。紺色も新鮮。実際動きやすくて、満足しています。“待望”のものが作れました」と笑顔を見せた。

「ナース-」での経験からメディカルウエアを「身近に感じていた」といい、病院に行った際も、かつてはウエアについて質問攻めしたこともあったという。デビュー当時からライブ衣装は自らプロデュースしていたといい、今回のプロデュースにも、ドラマでの着用経験を落とし込み、素材からこだわった。

「看護師さんがこういう制服が欲しいんじゃないかな? と思ったこともありました。当時はスカート型のメディカルウエアで、生地も硬めで、伸びにくかった。少しでも医療従事者の方が笑顔で楽しく働いていただきたいと思いました。役を通しての経験から行き着きました」と明かした。

過去と現在の違いについても「ナースキャップがなくなったことも大きいですよね。お医者さんもスクラブタイプを着て、その上に白衣を羽織る方もいる。ワンピース型がだいぶ少なくなってきました。パンツ型の方が激しい動きをする時も、いろいろなことを考えずに済むと思います」。

医療従事者に向けても「早く皆さんの元に届いたらうれしいです! 大変な時期はまだまだ続きますが、制服を着ることで皆さんの苦労が和らげば…。皆さんの笑顔が輪になっていったらうれしいです」と呼びかけた。

さらに「ナース-」での再演について話が及ぶと、松下由樹(54)とも最近競演した際に話したといい「『私もやるよ!』と言っていた。今度の『ナース-』はこのウエアを着たいと思います」と話した。