日本でも大ヒットした、イギリス映画「小さな恋のメロディ」(71年公開)で主演を務めた、英俳優トレイシー・ハイド(61)マーク・レスター(63)が25日、都内で、「映画『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』(フランク・マーシャル監督、11月25日公開)公開記念、『小さな恋のメロディ』特別上映&舞台あいさつ」に登壇し、『小さな恋のメロディ』の思い出を話した。

同作は英国出身のバリーと双子の弟ロビン、モーリスのギブ3兄弟のグループ、ビー・ジーズが歌う「若葉のころ」などが全編に流れ、初々しい初恋を描いた青春ラブストーリーの傑作。

同作の好きな曲を聞かれトレイシーは「若葉のころ」と答えた。「私の父が好きな曲で、一家の曲のように大切にしていました。大人になると、何重にも重みを持っていて、過ぎた歳月を振り返って、うまくいかなかった初恋を考えているように聞こえます」と思いを話した。

さらに、ビー・ジーズの大ファンだという、マークは「メロディ・フェア」がお気に入りだと回答。「トレイシーが演じたメロディが刻まれていて、金魚と遊ぶ姿が記憶に残っているよ」と話し、トレイシーを笑顔にさせた。

また、ビー・ジーズの楽曲についてトレイシーは「イギリスでも当時、ディスコで『サタデー・ナイト・フィーバー』がかかると盛り上がって、踊っていたわ」と明かし、会場に集まったファンの前で、踊るそぶりを見せ、観客から歓声が起こった。